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施錠を確実に・就寝は1階で…インフル薬転落対策、厚労省が通知へ

インフルエンザ治療薬を服用後の未成年者が、異常行動を起こして転落死する事故が相次いだため、厚生労働省は、自宅の窓や玄関ドアの施錠を厳重にするなどの対策を呼びかける。


 注意内容をより具体的にして、異常行動による事故を減らす。インフルエンザの流行を前に、来週中に都道府県や医師会などに通知を出し、注意喚起を徹底する。


 通知では、チェーンや補助錠なども使って窓やドアを確実に施錠し、部屋から飛び出さないように注意を促す。寝かせるのは戸建てなら1階、マンションならベランダに面していない部屋、格子付きの窓がある部屋にすることも盛り込む予定。これまでは、発症から2日間は自宅で一人にしないよう保護者に呼びかけていた。


 厚労省によると、昨年9月から今年8月までに、インフルエンザ治療薬服用後の異常行動は54件報告された。10歳代の2人は、治療薬の「リレンザ」「イナビル」をそれぞれ服用後に転落死している。薬との因果関係は不明という。


 当初は「タミフル」服用後の事故が目立ったが、薬を服用していないケースでも異常行動が報告されている。


 同省は「治療薬の種類や服用の有無を問わず、インフルエンザにかかった未成年者の異常行動には十分注意してほしい」と呼びかけている。